前の記事に書いた、仁井田本家さんにお邪魔した翌日、つむぎてメンバーで千葉県香取郡神崎町の酒蔵、寺田本家さんにお邪魔しました。
まず、クラウドファンディングの成功のお礼を、寺田優さん(24代目当主)に渡し、改めてお礼をお伝えしました。
また、お忙しい時期に、蔵見学をさせていただけました。。
古いものも大切に使い、建物自体もその環境の一部なんだと、とても心地の良い空間でした。
僕の印象は、素直に菌と共に生きる、蔵
なんと、びっくりしたのが、醸し中の麹室の中にも入れていただきました。
入った途端、麹の香りがし、菌たちが生き生きと活動しているのが、目には見えなくとも感じたように、思えました。
ま、見えないんだし、気のせいでしょうがw
あ、その上、醸し中の米麹も少し、つまませていただきました。
びっくり。
僕は、数年前、米展で見た映像に印象的なものがありました。
その映像には、寺田本家さんが山おろしをしている時に、歌を唄いながら作業をしている様子が。
江戸時代の酒造りに戻り、スタイルも昔に習うことで、時間・空間・生き物・営み、すべてのバランスを有機的に取っているんだと感じました。
三段仕込みのもろみ。この中で、麹・乳酸・酵母が同時に働き、日本酒を生み出しています。
最後に、米とぎ場面に会いました。米に吸わせる水を、すべての米粒で一定にするため、秒数を図り全員でタイミングを合わせる。この繊細な作業の先に、美味しい日本酒が生まれる
おまけに、帰りの運転係(杉山・加藤)以外が試飲したお酒ダイジェスト。
半年ぐらい、愚痴ってやろうと心に決めてました。
が、しぼったまんまの購入補助をいただくことで、手を打ちましたw
しぼったまんまは、少し発泡している、元気のいい「五人娘」の生酒。
新酒の時期に、限定的に販売されるお酒ですが、見た目とは裏腹に、すっきりした味わい。
優等生な印象。
意外と僕は、一癖ある「醍醐のしずく」も大好き。
自然系のお酒は、本当に不思議なんですが頭痛が来ない。
僕は割と、居酒屋で出るお酒を飲んでいると、頭が痛くなるんですが、それが起きない。
人も生き物だからか、自然なお酒が体にあってるんだろうな。
本当に楽しかった。あの歌を覚えたくなりましたw