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そもそも論ですが、僕がよく言葉に出している、木村式自然栽培ってなんだ?それだと何が良いの?と言う所をお話しします。まぁ、僕が言うのもおこがましいですが、あたたかな心で読んでくださいw

3.11以降、日本の価値のあり方が、大きく変わりはじめました。
先日、電力の自由化へ法案が閣議決定された事は、エネルギー供給会社や取り組みへの不信感に他ならないと思います。

食の世界も同じで、食品偽装が問題になり、食の安全が求められはじめました。いや、安全だと信じて疑わなかったところが、崩れる結果となって、本当の所はどうなのよ!というのが現在ではなかろうかと思っています。

いま、日本で行われている農業の9割は、慣行農業です。
戦後の日本の復興を支えるために、農薬と化学肥料を使い、効率化のために品種改良をした種を使って行う、生産性や物流に特化した栽培方法だと思っています。

一方、自然栽培は、無農薬・無肥料で育てる、栽培方法です。奇跡のリンゴの木村秋則さんが提唱する栽培方法で、人が植物の成長のお手伝いをする、と言う考え方です。
(自然系の農業には、自然農法、自然農、自然栽培など、いくつも考え方が存在します。耕さないのか、耕すのか、人は入らないのか、入るのか、などなど。ここでは、木村さんが提唱されている方法をベースにしています。)

もともと、自然界には人が肥料を与えなくても、土の中に植物が欲する栄養は存在しています。多くの農家さんは、肥料を与えないと栄養が枯渇して作物が育たないとお考えの方が多いのですが、そんな事はまず無い。だって、放ったらかしの土地にあんだけ草木が生えているのに、栄養が足りない訳がないですよね。
自然の仕組みが、栄養を使えば使うほどなくなるのであれば、地球はとっくに砂漠の星になっています。

その自然が作る環境に、人の意思(栽培)でこちらの思惑を自然に示すのが、自然栽培だと感じています。(田んぼなら、水を絶やさない。とか、ある時期から生態系を保護するために、田んぼに入らないとか。)
大切なのは、想像力と観察眼でしょうか。

また、自然栽培で作られる作物は、味がしっかりとしていて、美味しいです。一番驚くのは、腐食せず枯れてゆきます!腐食する野菜とは、何か違いがあるようですね〜。

滝之原では、耕作放棄地を開墾し、田んぼ作りから始めています。元々が田んぼでしたが使われなくなって、10年以上ほってあった土地なので、残留農薬がありませんし、微生物を基盤とする生態系が戻って来ています。
この土壌の力を活かし、自然栽培にチャレンジしています。
雑草として生えていた植物と微生物の共存関係で生み出された土の栄養を、今年植えた稲に分けてもらっています。

今のところ、滝之原のお米は元気に育っていますよー!
現地の農家さんも、興味津々!
ちゃんと収穫できたら、どんな味がするのか、今からワクワクします!

現代で、大切なのは選択できる事、だと思います。

慣行農業を真っ向否定する気はありません。
価格を抑えて捨てるほど作るのは如何かとも思いますが、日本の食を支えているのは、慣行農業です。
その量とスピードの確保は、きっと今の自然栽培業界ではまかなえません。

でも、その価値とは違うモノもちゃんとある、これを選択する自由が消費者にある事が大切なんだと思っています。
これから、より消費者は自分で選ぶ時代に移ります。
その時代の中で、選択肢として自然栽培もあってほしいと考えています。

木村式自然栽培をよろしくお願いします!

2014.6.21

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